一言で言うと、
「素晴らしい!!」
歌や演技だけでなく、動物の造形もスケール大きいし、芸術的でよかったです。特に象なんかはこんなに大きいの作って、芝居できちゃうの!?と驚きました。
内容もさることながら、個人的には悪役のスカーをとても気に入りました。
昔から愛に恵まれなかったスカーは王国を奪い取り、王になるも、愛には恵まれず、悪役なりに苦悩し嘆く姿に共感しました。別に自分が愛に恵まれなかったわけではなく、むしろ恵まれていた方だと思いますが、最近、経営する人になってから、この孤独感に通じるものがあると感じたのでした。
この物語で私が学んだことは、素晴らしい王者は「愛と力」をバランスよく持ち合わせていて、それをうまく使いこなせるということでした。
自分はどちらかというと「愛」の要素が強くて、「力」が弱い傾向だと自分では思っていて、この「力」をつけてコントロールするのも結構難しいものだと感じています。まだまだこれからトレーニングが必要ですね。
ライオンキング、素晴らしいミュージカルでした。