世の中ダイエットに関する情報があふれています。そしてダイエットしようという人も多いです。成功する人もいますが、ダイエットが成功しない人がほとんどといって良いでしょう。
いろいろ試してみたけど、効果がなかった。効果があるのはわかっているが続かないという経験はありませんか?それはひょっとしたら最初の目標の立て方に原因があるかもしれません。
多くの人がただ漠然とやせたいなあ。やせないといけないなあと考えて、とりあえずダイエットを始めてみるということが多いように思います。
これが第一の失敗の原因といえます。ダイエットしようと考えてしっかり目標と計画を立てる人はとても少ないように思います。そして、それを紙に書いておく人はさらに少なく、それを毎日にみるようにしている人はもっともっと少ないでしょう。
ダイエットの基本は運動と食事療法ですが、その前に結果に対して覚悟を決める、決意することが成功する秘訣です。どこかの会社の「結果にコミットする」ということです。何が何でも目標を達成するという決意です。固い決意があれば、50%以上の確率で成功できると思います。
では、どのように目標を立てればよいのでしょうか?まず、白い紙かノートと筆記具を用意してください。そして以下の手順で進めます。
①理想の体重あるいは理想の体型を書きます。具体的にです。体型はスリーサイズでも良いし、特定のサイズの服を着るといったことでも構いません。理想の体型をイメージできるようなモデルなどの写真もあればなお良いです。
②理想の体重、体型を手に入れた場合に何が起きるかを書きます。このポイントはあたかもその状態が手に入ったとして、何が見えるか、聞こえるか、感じるか、気分はどうかを書き出します。そして、自分の感覚に気づいたら、次は自分以外にどのような変化があるかを自分のときと同じ手順で書きます。何を書いても正解です。
③目標を達成する期限を決めます。○年○月○日というふうに書いてください。
④③が決まればそれをやる気がでるような文章にします。例えば、「私は○年○月○日に体重を50kgにし、○号の服を着ることができ、友人、家族も喜び、私も自信にあふれています、ありがとう」です。
あとは④を書いた紙を朝と寝る前に毎日みるようにします。声に出すとより効果的です。ポイントは必ず達成可能な目標であること。それを見てわくわくすることが大切です。そして、きれいな字、きれいでなくとも丁寧に字を書くことです。
次回は計画の立て方についてです。お楽しみに。
皆様の幸せで健康な生活を全力で応援しています。
今回はシェーグレン症候群と似た症状の病気について。
年齢関連シッカ症候群・・・高齢になってから発症する。症状はシェーグレン症候群とよく似ているが抗SSA/RO抗体は陰性。そもそもシェーグレン症候群で65歳以上で発症するのはまれ。
サルコイドーシス・・・シェーグレン症候群と合併することもある。関節炎や間質性肺炎をきたすことがある。自然に改善することもある。肺門部のリンパ節がはれることが有名。
良性リンパ性上皮性唾液腺炎/涙腺炎・・・病理学上の診断で、リンパ腫にも注意が必要
C型肝炎ウィルス感染・・・かなり似た症状で免疫学的にも似た検査結果をもたらすが、抗SSA抗体などは低めが多い。
HIV感染
リンパ腫や血液腫瘍
全身性血管炎
移植片対宿主病(GVHD)・・・同種間造血幹細胞移植後に生じる
IgG4関連病
などである。
シェーグレン症候群についてお勉強です。
診断基準
口喝やドライアイ、原因不明の虫歯の増加、耳下腺の肥大がある場合に疑う。ほかの膠原病を伴うことも多いので、抗体検査などだけをもとに診断をするべきではない。
以下の2項目を満たし、そのほかのドライアイや口喝の原因がない場合に診断される。
1.客観的指標においてドライアイ(シルマーテストで5㎜/5分以下または眼球表面染色の異常)や唾液量の低下(サクソン検査の異常、全シアノメトリーの異常)、特徴的な唾液腺の異常(MRIや超音波で)を認める。
2.抗Ro/SSA抗体陽性、口唇生検の異常(フォーカススコア1以上の限局性リンパ球性唾液腺炎)または十分に確立された全身性リウマチ性疾患(関節リウマチ、全身性硬化症、特発性炎症性ミオパチー)が存在する。抗セントロメア抗体(全身性硬化症の非存在下で)または抗核抗体とリウマチ因子の組み合わせを持つことがある。
今日はここまで。シルマーテストは眼科にお願いしないといけません。血液検査は普通のクリニックでもできますが、結果がでるまで少し時間がかかりますね。